茅ヶ崎市と文教大学湘南総合研究所と茅ヶ崎青年会議所は、2009年度より国際学部 山田修嗣教授を中心に、無作為抽出による市民がまちの課題を討議する「市民討議会」を共に実施してきた。本年度も、市民参加?協働による熟議民主主義の試みとして、本学と同市の包括協定の枠組みにもとづき、市民討議会を開催した。
【2024年度の活動について 国際学部 山田修嗣教授よりお寄せいただきました】
今年度の茅ヶ崎市市民討議会は、2024年10月19日(土)に開催された。実行委員会により、テーマは「みんなで語ろう! 茅ヶ崎らしい「住まい方」~市民の経験とアイデアで紡ぐ「住まいる」あふれる私たちの暮らし~」と決定された。そして、約30名の参加者に6班にわかれてもらい、2回の討議が行われた。
参加者は、事前に抽選を行い、2000人に招待状を発送し、参加を承諾してくださった市民によって構成された。この方法により、日頃、参加の機会を得られない人にもかかわってもらえるようにするのも、討議会の特徴である。例年、参加承諾者が多いのは、茅ヶ崎市の良さと言えるだろう。今回も多くの承諾書をちょうだいし、実行委員会はありがたく思っていた。
討議では、専門家から「住まい方」についての説明を聞いた後、参加者の熱量あふれる話し合いによって、多様な茅ヶ崎らしいアイディアが提示された。身近な生活を含むテーマだったこともあり、参加者はそれぞれ自身の体験を語りに加えるなど、とても話しやすそうな様子であった。
このような、市民の具体的な「住まい方」の提案が、茅ヶ崎市の計画づくりの参考にされ、形に残る計画となるのは素晴らしいことである。参加者の多大なる貢献に感謝しつつ、これらの情報を計画に積極的に活用することを茅ヶ崎市の職員にも期待したい。なお、学生を含む本学関係者は、グループ討議の司会や書記として重要な貢献を果たした。
■企画?運営:茅ヶ崎市(主催)、「市民討議会」実行委員会(茅ヶ崎市、茅ヶ崎青年会議所、本学湘南総合研究所によって組織)
■開催形式:抽選によって市民参加者を募り、少人数のグループに分かれて話し合う。