親こそが最大の教師であり、乳幼児期からの家庭教育が教育の根幹である」という考えに基づき、21世紀の子育てに関する心構えを提言しました。 第1部では、「『生まれてくれて、ありがとう』と感謝する家庭」「『ママ、だーいすき』と言える家庭」「愛だけでなく『敬』のある家庭」などの家庭像を。 第2部では、「勉強嫌い」や「いじめ」、「不登校」などへの親としての対応のあり方について述べています。 これから家庭をもつ学生のみなさんや、若いお母さん?お父さんが、本書を踏まえて、ご自身の「育児論」を作ってくださることを切に願います。
1959年福岡県生まれ。 文教大学国際学部准教授。 福岡教育大学大学院教育学研究科修了後、福岡県内の公立中学校、県立中間高校の教員を経て福岡県教育センターの研修主事となる。その後スペインのバルセロナ日本人学校で教員を経て、現在にいたる。
【第1部 家庭教育】
I子ども
II家庭
【第2部 教育問題】
I現代の子どもの環境
II子どもが伸びる生活習慣
III子どものモラルと道徳教育
IV勉強嫌いな子への援助
Vいじめ問題
VI不登校への対応と援助