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 桜の開花には少し早い2012年3月24日(土)、湘南校舎において文教大学学園主催の女子短期大学部閉学式が行われ、59年の歴史に幕を引きました。閉学式はご来賓の方々をはじめ277名(卒業生170名)の参加者を数え、盛会のうちに滞りなく執り行われました。
 
○ 式典
渡辺孝理事長式辞、大橋ゆか子学長、浜脇麻起子芙蓉会会長、来賓挨拶に続き、懐かしい校舎や授業風景、式典等のスライド上映があり、女子短期大学部の歴史を辿りました。

 
渡辺孝理事長
大橋ゆか子学長
 
浜脇麻起子会長
スライド上映

そして各科卒業生によるスピーチが行われました。出席者の方々のそれぞれの往時の思い出が走馬灯のように浮かんだことと思います。

児童科11回生の高島ノブさんは、「いつのことだか思い出してごらん♪」と幼稚園の卒園式でよく歌われる「想い出のアルバム」を冒頭に口ずさみ会場を和ませました。また当時の貴重な成績表や卒業証書などを持参され、苦労した授業や楽しかった寮生活などの思い出話をしてくださいました。  
 
  文芸科45回生の富岡葉子さんは、美しい自然に囲まれた湘南校舎で、文学を通してたくさんのことを学んだことが人生の軸となっていること。かけがえのない友人に出会い今に繋がっていることなどを語ってくださいました。
 
英語英文科42回生の渡部宜子さんは、サイパンでの海外就職の様子、短大でのレシテイションコンテストとサイパンとの不思議な縁等を語ってくださいました。  
 
短期大学部最後の卒業生でもある健康栄養学科57回生の金江美沙さんは、残念ながら当日体調不良のため欠席で、原稿の代読となりました。
授業が密で忙しかった短大生活。蓉光会役員活動と授業との両立での苦労と、その経験によって得たもの。保育園栄養士としての現在の姿などを語る内容でした。
 

  スピーチの最後は、芙蓉会前会長でもある家政科4回生齋藤檀さん。授業が忙しく充実した日々であったこと。寮母先生の愛情に包まれ、楽しい中にも厳しい寮生活を送ったこと。礼儀作法や人生の基礎となることをたくさん教わり感謝していると・・・そして最後に「芙蓉会は永遠です!」と万感の思いを込めて語ってくださいました。

式典は「卒業生の思い出」の後、齋藤貴美子学部長の謝辞、校歌斉唱で締めくくられました。  

 
 
 
○レセプション

式典後は場を学生食堂2階に移し、「閉学レセプション」が行われました。
会場では各科ごとにテーブルが設えられ、恩師の先生方を囲み卒業生が集いました。

健康栄養学部の中島滋学部長挨拶に続き、宮原辰夫常務理事の音頭で乾杯が行われた後、美味しい料理や飲み物と共に懐かしい思い出話に花が咲きました。あちらこちらで先生方を囲み記念撮影や先輩後輩との交流と大変和やかに会は進められました。アトラクションでは吹奏楽部演奏や和太鼓サークル「楓」の力強い演奏があり場が盛り上がりました。
 

 
乾杯
卒業生
 
卒業生
卒業生
 
吹奏楽演奏
和太鼓演奏

  
続いて元文芸科の実川恵子先生、元英語英文科の木名瀬信也先生、健康栄養学科の井上節子先生による思い出が語られ、胸に迫る想いが感じられました。その後、渡辺孝理事長のご挨拶、記念石碑建立に携わられた教育学部の鈴木武右衛門先生の紹介とお言葉があり、齋藤貴美子学部長の最後のご挨拶でレセプションは盛会のうちに終了しました。
出席者および閉学式実行委員会、また関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
 

 
実川恵子先生
木名瀬信也先生
 
井上節子先生
齋藤貴美子学部長